「ウォーターサーバーをやめたいけれど、解約金が高くて払いたくない」。そう感じたときに、まず確認したいことをまとめました。解約金は契約で決められた費用なので、払わずに済ませることは基本的にできません。ただ、状況によっては解約金がかからない、または少なくできる場合があります。
この記事の料金・条件は2026年11月7日時点の情報です。各社の公式サイトに掲載されている内容をもとにしています。料金や条件は変更される場合がありますので、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
まず確認:解約金はいくら、いつまでかかる?
手元の契約書面か、マイページで次の3つを確認しましょう。
- 契約しているプラン(同じメーカーでもプランで条件が違う)
- 利用開始日(多くのメーカーは、申込日ではなくサーバーの配送日などから数える)
- 解約金の金額と、下がるタイミング
参考に、このサイトで公式情報を確認したメーカーの解約金をまとめます。
| メーカー・プラン | 解約金がかかる期間 | 解約金 |
|---|---|---|
| Locca(litta2など) | 5年 | 1年未満50,000円。1年ごとに1万円ずつ下がり、5年以上で0円 |
| プレミアムウォーター もっとPREMIUMプラン | 5年 | 機種・申込日による(例:amadanaスタンダードは1年未満45,000円から1年ごとに1万円ずつ下がる) |
| エブリィフレシャス | 3年 | 40,000円 |
| フレシャス | 3年 | 40,000円 |
| 富士おいしい水 | なし | なし(返却時に8,800円) |
※2026年11月時点の公式情報です。契約時期によって条件が異なる場合があるので、必ずご自身の契約書面で確認してください。
解約金がかからない、または少なくできるケース
1. クーリングオフの対象なら、8日以内に手続き
店頭(ショッピングセンターの特設ブースなど)・電話・訪問で勧誘されて申し込んだ場合は、クーリングオフの対象になることがあります。期限は一般的に、契約書面を受け取った日を含めて8日間です。自分でネットから申し込んだ場合は対象外です。くわしくは「ウォーターサーバーはクーリングオフできる?」をご覧ください。
2. サーバーを受け取る前なら、キャンセルの期限を確認
ネットで申し込んだ場合でも、サーバーが届く前ならキャンセルできるメーカーがあります。たとえばプレミアムウォーターは、初回配送予定日の5営業日前の18時まで(北海道は6営業日前)なら、個人の申込で契約解除料なしにキャンセルできると案内しています。期限をすぎると事務手数料がかかる場合があるので、早めに連絡しましょう。
3. 解約金が下がる区切りの日をすぎてから解約する
LoccaやプレミアムウォーターのもっとPREMIUMプランのように、利用期間が1年をこえるごとに解約金が下がる契約があります。たとえばLoccaで利用開始から1年11か月なら、あと1か月待って2年をすぎると、解約金は40,000円から30,000円になります。エブリィフレシャスやフレシャスのように「3年未満は一律」の契約なら、3年をすぎると解約金はかかりません。
ただし、待っている間も月額や水代はかかります。待つ間の支払いと、下がる解約金の額を比べて決めましょう。
4. やめる理由によっては、解約しなくても解決できることも
- 水が余る:配送の間隔を長くする、休止する(休止のルールはメーカーごとに違う。例:「プレミアムウォーターの休止手数料」)
- 引っ越す:住所変更をして使い続けられるメーカーが多い(例:「プレミアムウォーターの引っ越し手続き」)
- 置き場所や機種が合わない:機種の変更ができる場合もある。ただし、交換の手数料がかかることが多い
5. 説明と契約内容が違うなら、消費生活センターに相談
「解約金の説明がなかった」「レンタルだと思ったら購入契約だった」など、勧誘のときの説明と契約内容が違う場合は、ひとりで悩まず消費者ホットライン「188(いやや)」に相談しましょう。国民生活センターも、ウォーターサーバーの勧誘トラブルについて注意を呼びかけています。
「解約金を負担します」という乗り換えの勧誘には注意
他社への乗り換えで「今の解約金をキャッシュバックします」と案内されることがあります。国民生活センターの注意喚起(2024年11月)では、解約料をキャッシュバックすると言われて契約したのに、実際は対象外だったという相談が紹介されています。また、プレミアムウォーターは公式サイトで、同社の関係者を装って他社への申込みをすすめる営業に注意するよう呼びかけています。
乗り換えキャンペーンを使う場合は、キャッシュバックの条件・上限額・申請方法・受け取れる時期を書面で確認してから申し込みましょう。新しい契約にも解約金がかかる期間があるかどうかも確認が必要です。くわしくは「プレミアムウォーターで「騙された」と感じるのはなぜ?」でもまとめています。
解約金を払わないとどうなる?
解約金は、契約のときに合意した条件にもとづく費用です。支払わずにいると、請求や督促が続くことになります。一度にまとめて払うのが難しい場合は、そのままにせず、メーカーの窓口に支払い方法を相談しましょう。請求内容に納得できない場合は、消費生活センターに相談できます。
次に選ぶときは、やめるときの条件も比べる
同じことをくり返さないために、次に選ぶサーバーは、月額だけでなく解約金がかかる期間と金額まで比べておきましょう。解約金がかからないサーバーは「解約金なしのウォーターサーバーはどこ?」で紹介しています。
まとめ
- まず契約書面で、プラン・利用開始日・解約金の金額と下がるタイミングを確認する
- 店頭・電話・訪問での申込なら、8日以内のクーリングオフを検討する
- 区切りの日が近いなら、すぎてから解約すると負担を減らせることがある
- 乗り換えのキャッシュバックは、条件を書面で確認してから
- 説明と契約が違うときは、消費者ホットライン188へ
参考:国民生活センター「ウォーターサーバーの勧誘トラブルにご注意!」/Locca「料金詳細」/プレミアムウォーター「プレミアムウォーターを装う他社悪質営業にご注意ください」

