「プレミアムウォーター 騙された」と検索する人は少なくありません。ただ、公式サイトや公的機関の情報を調べると、「騙された」と感じる背景には、契約の条件をよく知らないまま申し込んでしまったケースや、プレミアムウォーターを名乗る別の会社の営業にあたってしまったケースがあることが分かります。この記事では、よくある原因と、契約前・契約後にできることをまとめました。
この記事の料金・条件は2026年11月7日時点の情報です。各社の公式サイトに掲載されている内容をもとにしています。料金や条件は変更される場合がありますので、お申し込みの前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
「騙された」と感じやすい4つのパターン
1. 最低利用期間と契約解除料を知らなかった
プレミアムウォーターの代表的な「もっとPREMIUMプラン」は、最低利用期間が5年です。期間内に解約すると、利用した年数に応じて契約解除料がかかります。たとえばamadanaスタンダードサーバー(2026年1月15日以降の申込)の場合、1年未満の解約で45,000円です。
「すぐやめられると思っていた」「解約金の説明を覚えていない」という場合、やめようとしたときに初めて金額を知って驚くことになります。金額はプランや機種、申込日によって違います。詳しくは「プレミアムウォーターの解約方法と契約解除料」でまとめています。
2. 「無料」なのはサーバーのレンタル料だけだった
「サーバー無料」と聞いて申し込んでも、水は定期的に届き、そのたびに水代がかかります。もっとPREMIUMプランでは、12.5Lのボトル2本を1セットとして、1・2・3・4週ごとのいずれかの間隔で届きます。amadanaスタンダードサーバーなら1セット4,082円(税込)です。別に初回登録事務手数料3,300円と、電気代もかかります。
3. 水が余っても、休止には期限があった
水が余ったときは配送を休止できますが、無料で休めるのは前回の配送日から59日までです。60日をすぎると休止事務手数料がかかり、120日で強制解約になります。最低利用期間の途中で強制解約になると、契約解除料もかかります。ルールは「プレミアムウォーターの休止手数料」で解説しています。
4. プレミアムウォーターだと思ったら、別の会社だった
プレミアムウォーターは公式サイトで、プレミアムウォーターの関係者を装った他社の営業に注意するよう呼びかけています(2025年3月13日のお知らせ)。ショッピングモールや電話、訪問販売で、プレミアムウォーターを契約中の人に、事実と違う説明をして他社への申込みをすすめる事例が報告されているとのことです。公式サイトに掲載されている事例には、次のようなものがあります。
- 「プレミアムウォーターの子会社・グループ会社です」と言われたが、無関係の会社だった
- 「プレミアムウォーターの新商品」と言われ、機種交換だと思ったら別の会社のサービスだった
- 「プレミアムウォーターのサーバーに回収・リコールがあります」と案内された
- 「同じ会社です」と言われてプランを変えたつもりが、別ブランドと契約していて、キャンセルできなかった
- 「プレミアムウォーターの解約手続きはすべてこちらで対応できます」と案内された
公式のお知らせでは、他社との新しい契約をキャンセルできなくなる時期を見計らって、プレミアムウォーターの解約手続きを細かく指示するケースもあると書かれています。「プレミアムウォーターの者です」と声をかけられても、すぐに信じず、会社名・担当者名・連絡先を確認しましょう。
国民生活センターも勧誘トラブルに注意を呼びかけている
ウォーターサーバーの勧誘トラブルは、特定のメーカーに限った話ではありません。国民生活センターは2024年11月6日に「ウォーターサーバーの勧誘トラブルにご注意!」という注意喚起を出しています。それによると、ウォーターサーバーに関する相談は増えていて、2023年度は2022年度の約1.4倍でした。特に、ショッピングセンターなどの特設ブースやイベントスペースで勧誘されて契約したケースが目立つとしています。
紹介されている相談には、次のようなものがあります。
- 今の契約の解約料をキャッシュバックすると言われたのに、対象外だった
- お得だという説明だけで、解約するときの違約金の説明がなかった
- レンタルだと思って契約したら、サーバーの購入(売買)契約だった
ショッピングセンターなどで勧誘されやすい理由や、断り方のコツは「ウォーターサーバーの勧誘はなぜ多い?上手な断り方」で紹介しています。
契約してしまった後にできること
まず、どの会社と契約したかを書面で確認する
受け取った書面(契約内容確認書・重要事項説明書など)で、契約先の会社名、プラン、最低利用期間、解約金を確認しましょう。プレミアムウォーターだと思っていたのに別の会社の名前が書かれている場合は、その会社に連絡する必要があります。
店頭・電話・訪問で申し込んだなら、クーリングオフを確認
プレミアムウォーターのよくあるご質問では、店頭・電話・訪問販売で申し込んだ場合、書面を受け取った日を含めて8日以内ならクーリングオフの手続きができると案内されています。通知のしかたは「プレミアムウォーターはクーリングオフできる?」で解説しています。自分でネットから申し込んだ場合でも、サーバーを受け取る前なら、期限内のキャンセルで契約解除料がかからない場合があります。
解約するなら、契約解除料が下がる区切りを確認
クーリングオフの期間をすぎている場合、もっとPREMIUMプランの契約解除料は、利用期間が1年をこえるごとに下がります。区切りの日が近いなら、その日をすぎてから解約すると負担を抑えられます。利用期間は、サーバーの初回配送予定日から数えます。
困ったら、消費者ホットライン188へ
説明と契約内容が違う、どうすればいいか分からないというときは、消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、近くの消費生活センターを案内してもらえます。
プレミアムウォーターの公式の問い合わせ先
| 窓口 | 電話番号 | 受付時間 |
|---|---|---|
| プレミアムウォーター カスタマーセンター | 0120-937-032 携帯電話から:0570-020-330 | 10時〜18時(年末年始を除く) |
| Locca 契約中の方 | 0570-026-363 | 10時〜18時(年末年始を除く) |
他社の営業行為についての相談は、公式サイトのお知らせページにある相談フォームからも受け付けています。声をかけてきた人が本当にプレミアムウォーターの関係者か分からないときは、その人から聞いた番号ではなく、公式サイトに載っている窓口に自分で問い合わせるのが確実です。
これから契約する人のチェックリスト
- その場で決めず、パンフレットや条件を持ち帰って比べる
- 契約先の会社名を確認する
- 最低利用期間と、何年目にいくら解約金がかかるかを確認する
- 「無料」が何に対してなのか(レンタル料か、水代か)を確認する
- 毎月どれくらいの水を使いきれるか考える
- レンタル契約か、購入(売買)契約かを確認する
- 「解約金をキャッシュバック」などの条件は、書面で対象かどうかを確認する
ほかにも確認しておきたい項目は「契約前に確認したい7つのこと」にまとめています。
SIMULATORやめる時期で、支払い総額はどう変わる?月額・初期費用・解約金を足した総額を、メーカーごとにまとめて計算できます総額を計算するまとめ
- 「騙された」と感じる原因には、最低利用期間・解約金・水代・休止のルールを知らなかったことが多い
- プレミアムウォーターを装う他社の営業について、公式サイトが注意を呼びかけている
- 契約後は、まず書面で契約先の会社と条件を確認。店頭・電話・訪問での申込なら、8日以内のクーリングオフを検討する
- 困ったら消費者ホットライン188へ
参考:プレミアムウォーター「プレミアムウォーターを装う他社悪質営業にご注意ください」/Locca「プレミアムウォーター社を装った営業行為にご注意ください」/国民生活センター「ウォーターサーバーの勧誘トラブルにご注意!」/プレミアムウォーター よくあるご質問「クーリングオフ」

