ウォーターサーバーの電気代はいくら?計算方法と節約のコツ

電気代はいくら? 計算方法と節約術 料金・契約・解約

ウォーターサーバーは、いつでも冷たい水と温かいお湯を出せるように、一日中電気を使っています。料金表には水代や月額料金が大きく書かれていても、電気代は別のことが多く、「実際いくらかかるの?」と気になるところです。

この記事では、ウォーターサーバーの電気代の目安と、自分で計算する方法、電気代を抑えるコツをまとめました。

結論:機種と使い方で大きく変わる。まずはメーカーの公表値を確認

ウォーターサーバーの電気代は、比較サイトなどでは月に数百円から1,000円程度と紹介されることが多いようです。ただし、省エネ機能の有無や設置する場所、季節によって大きく変わるため、ひとつの数字で言い切ることはできません。

いちばん確実なのは、気になる機種のメーカー公表値(1か月の消費電力量や電気代の目安)を確認することです。そのうえで、次に紹介する計算方法で、自分の電気料金に合わせて計算し直してみましょう。

電気代の計算方法

電気代は、次の式で計算できます。

1か月の電気代 = 1か月の消費電力量(kWh)× 電気料金の単価(円/kWh)

電気料金の単価は、家電の電気代を表示するときの目安として、全国家庭電気製品公正取引協議会が31円/kWh(税込)を定めています(2022年7月に改定)。自分の電気料金の単価が分かる場合は、検針票や電力会社の会員ページで確認した数字を使うと、より実際に近い金額になります。

計算してみる(例)

たとえば、メーカーが「1か月の消費電力量は約20kWh」と公表している機種なら、次のようになります(説明のための例です)。

20kWh × 31円 = 月620円(1年で約7,440円)

メーカーによっては、消費電力量ではなく「1か月の電気代 約○円」と金額で公表している場合があります。その場合は、どの単価で計算した金額なのかも確認しておきましょう。単価が違うと、同じ機種でも金額が変わって見えます。

「消費電力(W)」だけでは計算できないので注意

仕様表には「冷水○W、温水○W」のように消費電力が書かれていることがあります。ただ、ウォーターサーバーはずっとこの電力を使い続けるわけではなく、水やお湯の温度が下がったときに温め直したり冷やしたりする仕組みです。そのため、消費電力(W)×24時間で計算すると、実際よりかなり高い金額になってしまいます。比べるときは、1か月あたりの消費電力量(kWh)や電気代の目安を使いましょう。

電気代が変わるポイント

省エネ機能(エコモード)があるか

機種によっては、部屋が暗くなると自動でお湯の温度を下げる機能や、温水を弱めに保つモードがあります。お湯を温め続けるのにいちばん電気を使うため、こうした機能があると電気代を抑えやすくなります。

置き場所

直射日光が当たる場所や、コンロなど熱を出すものの近くに置くと、冷水を冷やすのに余計な電気を使います。また、背面に熱を逃がす部分がある機種では、壁との間にすき間が必要です。取扱説明書に書かれている設置の条件を確認しましょう。

季節

夏は冷水を冷やすため、冬はお湯を温めるために、それぞれ電気を多く使いやすくなります。メーカーの公表値は、決められた条件で測った目安だと考えておきましょう。

電気代を抑えるコツ

  • エコモードを使う:省エネ機能がある機種なら、設定をオンにしておく
  • 置き場所を見直す:直射日光や熱源を避け、壁から適切にはなして置く
  • 使わない機能を止める:温水を使わない時期に温水だけを切れる機種もある
  • 電源は抜かない:こまめに電源を抜くと、温め直しで逆に電気を使うことがあるうえ、衛生面から電源を切らないよう案内している機種もある

電源の扱いや温水の切り方は機種によって違うので、必ず取扱説明書に従ってください。

電気ケトルや電気ポットと比べると?

電気ケトルは使うときだけ電気を使うので、お湯を使う回数が少ない人なら、ケトルのほうが電気代は安くなりやすいと考えられます。一方、ウォーターサーバーは冷水も同時に用意できること、待ち時間なくお湯が使えることが強みです。

電気代だけで比べるのではなく、「冷たい水も含めてどれくらい使うか」「待ち時間をなくしたいか」も含めて考えるのがおすすめです。

総額で比べるときは電気代も忘れずに

ウォーターサーバーを比べるときは、月額料金や水代に電気代を足した「毎月の実質的な費用」で比べましょう。月額の差が数百円でも、電気代の差で逆転することがあります。総額の計算方法は「ウォーターサーバーの契約前に確認したい7つのこと」で紹介しています。

まとめ

  • 電気代は機種・置き場所・季節で変わる。まずはメーカーの公表値を確認する
  • 計算式は「1か月の消費電力量(kWh)× 単価」。目安単価は31円/kWh
  • 消費電力(W)×24時間で計算すると、実際より高く出てしまう
  • エコモードや置き場所の工夫で、電気代は抑えられる

浄水型と宅配型の違いから知りたい方は、「浄水型と宅配型の違い」もあわせてご覧ください。

※この記事は2026年11月時点の公開情報をもとに作成しています。電気代の金額は説明のための例で、実際の電気代は機種、使い方、ご契約の電気料金によって異なります。
参考:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問 Q&A」

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