引っ越しや解約で、ウォーターサーバーが不要になったとき。「大きいけど、粗大ごみに出していいの?」「空のボトルは何ごみ?」と迷う方は多いと思います。
実は、ウォーターサーバーの処分方法は「レンタルか、購入したものか」で大きく変わります。この記事では、それぞれの処分の流れと、ボトルの捨て方をまとめました。
まず確認:そのサーバーはレンタル?購入?
ウォーターサーバーの多くは、メーカーから借りている「レンタル」です。レンタルのサーバーはメーカーの持ち物なので、自分で捨ててはいけません。一方、本体を買い取った場合や、量販店などで購入したサーバーは自分の持ち物なので、自分で処分することになります。
どちらか分からないときは、契約書や毎月の請求明細、メーカーの会員ページを確認してみてください。「レンタル料」の項目があればレンタル、「本体代金」「割賦」などがあれば購入の可能性が高いです。
レンタルの場合:メーカーに返却する
レンタルのサーバーは、解約の手続きをしてメーカーに返却します。一般的な流れは次のとおりです。
- メーカーのカスタマーセンターや会員ページから解約を申し込む
- 返却の方法と日程を確認する(回収に来てもらう、指定の方法で送るなど)
- 取扱説明書に従ってサーバーの水を抜く
- 指定された方法で返却する
- 水抜きの方法は機種によって違うので、取扱説明書やメーカーのサイトで確認する
- 温水タンクのお湯は熱いので、電源を切ってしばらく置き、冷めてから作業する
- 受け皿やバケツ、タオルを用意しておくと安心
- ボトルについている表示(リサイクルマーク)を確認する
- お住まいの自治体の分別ルールで、何ごみになるかを確認する
- キャップやラベルは外して、それぞれのルールで分ける
- 中をすすいで、できるだけ小さくつぶして出す
- □ レンタルか購入かを確認した
- □(レンタル)解約金・返却費用がいくらかかるか確認した
- □(レンタル)返却の方法と日程を決めた
- □(購入)自治体の粗大ごみのルールを確認した
- □ 取扱説明書を見ながら水抜きをした
- □ 未開封のボトルや空ボトルの扱いを確認した
注意したいのが費用です。最低契約期間の途中で解約すると解約金がかかるほか、メーカーによっては返却の送料や回収の手数料がかかることがあります。解約を申し込む前に、いくらかかるかを確認しておきましょう。引っ越しが理由の場合は、解約せずに引っ越し先へ移せるサービスがあるメーカーもあります。
購入したサーバーの場合:自分で処分する
家電リサイクル法の対象ではない
家電リサイクル法で、粗大ごみに出せずリサイクル料金がかかるのは、エアコン・テレビ・冷蔵庫と冷凍庫・洗濯機と衣類乾燥機の「家電4品目」です。ウォーターサーバーはこの4品目に含まれていないため、多くの自治体では粗大ごみなど、自治体のルールに沿って処分することになります。
主な処分方法
| 方法 | ポイント |
|---|---|
| 自治体の粗大ごみに出す | 多くの場合いちばん安い。申し込み方法や料金、出せる大きさは自治体によって違う |
| 買った店やメーカーに引き取ってもらう | 引き取りサービスがあるか、費用がかかるかを確認 |
| リサイクルショップやフリマで売る | きれいで新しいものなら選択肢に。水を口にする家電なので、衛生面の説明は丁寧に |
| 不用品回収業者に頼む | 手間はかからないが費用は高め。業者選びに注意(下記) |
粗大ごみの出し方は、お住まいの自治体のホームページで「粗大ごみ」と検索すると確認できます。
無料回収をうたう業者には注意
政府広報オンラインでは、家庭の不用品を回収するには、自治体から一般廃棄物の収集運搬の許可などを受ける必要があり、許可のない回収業者に引き渡すのは避けるよう呼びかけています。「無料で回収します」と巡回している業者に頼んだら、あとから高い料金を請求されたというトラブルもあります。業者に頼むときは、自治体の許可を受けているかを確認しましょう。
処分する前に、水抜きを忘れずに
レンタルでも購入でも、処分する前にはサーバーのタンクに残った水を抜いておきます。水が残ったまま運ぶと、水漏れの原因になります。
ボトルの捨て方
宅配型のウォーターサーバーのボトルには、大きく分けて2つのタイプがあります。
使い捨てのボトル(ワンウェイ方式)
使い終わったら家庭ごみとして捨てるタイプです。やわらかいプラスチックでできていて、小さくつぶせるものが多くあります。何ごみになるかは自治体によって違い、ペットボトル、プラスチック、可燃ごみなど分け方がさまざまです。
ボトルが届いたときの段ボール箱は、多くの自治体で資源ごみとして出せます。
回収されるボトル(リターナブル方式)
硬いボトルを洗って何度も使うタイプで、空になったボトルはメーカーが回収します。自分で捨てずに、次の配送のときなどに返却します。解約するときも、手元にある空ボトルは返却するのが基本です。回収の方法はメーカーによって違うので、確認しておきましょう。
処分前のチェックリスト
まとめ
ウォーターサーバーを処分するときは、まずレンタルか購入かを確認しましょう。レンタルならメーカーに返却、購入したものなら自治体のルールに沿って処分します。ボトルは、使い捨てタイプなら自治体の分別に従い、回収タイプならメーカーに返します。
これから新しくウォーターサーバーを選ぶ方は、やめるときの費用まで含めて比べておくと安心です。「ウォーターサーバーの契約前に確認したい7つのこと」もあわせてご覧ください。
※この記事は2026年11月時点の公開情報をもとに作成しています。ごみの分別や粗大ごみの出し方は自治体ごとに異なります。返却の方法や費用はメーカーによって違うため、必ずお住まいの自治体や契約しているメーカーにご確認ください。
参考:政府広報オンライン「家電4品目は正しい処分を!違法な「不要品回収業者」には要注意。」


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